株式会社ユヒーロ・ユー
魔女
アライグマ アライグマ
鳥 本 なまけもの くま 蝶 家 うさぎ とり さる 蝶 蝶 葉っぱ 飾り 飾り 飾り てんとう虫 時計

あるところに、「ユヒーロ」という会社がありました。
ユヒーロには、いろんなものが「無い」のです。

本当は、たくさん持っていたのです。
それはそれは長い時間をかけて、
いろんなものを集めていたのです。

でもある時、大切なことを見つけるために、
大切じゃないものを捨てることにしました。

ゴミ箱 豚さんの手 ゴミ箱へ テレビ前の本 左端の本 机の上の本 椅子 右奥の本 ? ? ? 汗 汗 image02

「これからは、いろんなものを捨てるよ。」
社長はそういいました。
名刺、肩書き、自分の席…どんどんと捨てていきます。

「そんなことをしたら、仕事にならないよ」
「明日から、誰に決めてもらえばいいんだい?」
みんなは、おどろいてしまいました。
「なんとかなるよ」
社長はそう言って、本当に捨ててしまいました。

あひる ゴミ達 「次は、僕たちを縛るものを捨てよう。」社長はそう言って、時間やルール…目に見えないものをどんどんと捨てていきました 「そんなことをしたら、仕事にならないよ」「明日から、どうやって過ごせばいいんだい?」 「なんとかなるよ」 社長はそう言って、本当に捨ててしまいました。 image03

「次は、僕たちを縛るものを捨てよう。」
社長はそう言って、時間やルール…
目に見えないものをどんどんと捨てていきました。

「そんなことをしたら、仕事にならないよ」
「明日から、どうやって過ごせばいいんだい?」

「なんとかなるよ」
社長はそう言って、本当に捨ててしまいました。

なまけもの ブルドーザー 地面 レッサーパンダ 汗 汗 「よし、次は僕たちの居場所を捨てよう。」そう言って、社長はオフィスを捨てようとしました。「そんなことをしたら、仕事ができないよ」「いったい、明日からどこに行けばいいんだい?」 けれども社長は「なんとかなるよ」と言って、また捨ててしまいました。 image04

「よし、次は僕たちの居場所を捨てよう。」
そう言って、社長はオフィスを捨てようとしました。

「そんなことをしたら、仕事ができないよ」
「いったい、明日からどこに行けばいいんだい?」

けれども社長は
「なんとかなるよ」
と言って、また捨ててしまいました。

フクロウ 文鳥 鳥 雲1 雲2 雲3
月 太陽
帰る場所も、いつも守っていたルールもなくなって、みんなはとっても心細くなりました。なんだか野良猫になった気分だ、と思いました。 けれども、冬が来て、春が来て、また夏が2回来るころには、「意外とこういうのも悪くないもんだな」そんな風に思うようになりました。 image05

帰る場所も、いつも守っていたルールもなくなって、
みんなはとっても心細くなりました。
なんだか野良猫になった気分だ、と思いました。

けれども、冬が来て、春が来て、
また夏が2回来るころには、
「意外とこういうのも悪くないもんだな」
そんな風に思うようになりました。

豚さん ベローシファカ ハシビロコウ メガネ ネッコ プレーリードッグ ウサギ 野原 「なんにもない」にみんなが慣れてきたある日、社長が言いました。「こんどは僕自身を捨ててみようと思うんだ」 これにはみんなビックリです。「そんなのは絶対だめだよ」「そんなことをしたら、壊れてしまうよ」みんなが反対をしました。 image06

「なんにもない」にみんなが慣れてきたある日、
社長が言いました。
「こんどは僕自身を捨ててみようと思うんだ」

これにはみんなビックリです。
「そんなのは絶対だめだよ」
「そんなことをしたら、壊れてしまうよ」
みんなが反対をしました。

image07 豚さん ハクチョウ ヒツジ ネコ シバ シカ ウサギ ゾウ
テント
フタバ ナマケモノ しずく 「なんとかなるよ」社長はそう言って、本当に出ていってしまいました。 つづく

「なんとかなるよ」
社長はそう言って、本当に出ていってしまいました。

つづく

スタッフ
image02
  • Former CEO Hiroyuki ITO Interview
  • ユヒーロ・ユー生態調査プロジェクト
  • リモートワークの秘密と秘訣

絵本プロジェクトはじまりの話

捨てたもの。みつけたもの。

「時間」「ルール」「みんなを縛る、目に見えないもの」がない会社の働き方。